名刺交換の順番|どちらが先に出す・同時交換のやり方
一般社団法人 日本総合検定資格センター
名刺交換は、最初の数十秒で印象が決まる場面です。手順を体で覚えてしまえば、緊張しなくなります。
差し出す順番
訪問した側から差し出すのが基本です。明らかな役職差がある場合は、立場が下の側から差し出すという考え方もあります。
ただし、相手が先に出してきたら、順序にこだわりません。まず受け取り、すぐ自分の名刺を出して詫びます。
申し遅れました。△△株式会社の佐藤と申します。
順序を守ろうとして受け取りが遅れるほうが、よほど失礼になります。
渡し方・受け取り方
- 名刺入れから出しておく。その場で探さない
- 相手が読める向きにして、両手で差し出す
- 名乗りながら渡す(「△△株式会社の佐藤と申します」)
- 受け取るときは「頂戴いたします」
- 名刺の文字に指をかけない
同時に交換するときは、右手で差し出し、左手で受けるのが一般的です。受け取ったら、すぐ両手で持ち直します。
読み方が分からないとき
その場で伺います。
恐れ入ります、お名前は何とお読みすればよろしいでしょうか。
間違えたまま呼び続けるほうが失礼です。聞くのは失礼ではありません。
打ち合わせ中の置き方
- 机の上に置いておく。すぐしまわない
- 相手が複数なら、席の並び順に並べて置く
- 終わったら名刺入れにしまう。書類に混ぜない
打ち合わせ中に名前を確認できるので、実務的にも助かります。
名刺を切らしたとき
隠さず、詫びて名乗ります。
申し訳ございません、名刺を切らしております。△△株式会社の佐藤と申します。後日あらためてお持ちいたします。
そして、本当に後日届けます。言ったきりにしないことが信用になります。
紹介の順序
名刺交換とセットで問われるのが、紹介の順序です。
身内を先に、外部の方を後に紹介します。
(自社の部長を先に)「弊社の部長の○○でございます」
(次に相手を)「こちらが△△株式会社の□□様でいらっしゃいます」
役職の上下ではなく、内と外で決まります。自社の部長と取引先の課長なら、自社の部長が先です。
オンラインの場合
- 表示名を「会社名 氏名」に整える
- 冒頭で丁寧に名乗る
- 必要ならデータで送る、後日郵送する
画面越しでは、名乗りが名刺の代わりになります。早口にならないよう気をつけます。
やってしまいがちな例
| ありがちな行動 | なぜ問題か |
|---|---|
| 名刺入れをその場で探す | 準備不足が伝わる |
| 片手で渡す・受け取る | 雑に扱われたと受け取られる |
| すぐしまう | 名前を覚える気がないように見える |
| 相手の名刺にメモを書く(その場で) | 目の前で書くのは避ける |
| 折れた名刺を渡す | 名刺は自分の顔にあたる |
「なんとなく」でやってきた仕事を、根拠のある形に。
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