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正月限定の御朱印とは?2027年 干支(ひつじ年)の御朱印をいただく前に知っておきたいこと

一般社団法人 日本総合検定資格センター

年が明けると、多くの寺社で正月限定の御朱印が授与されます。干支の絵柄が入ったもの、新年の言葉が添えられたものなど、その時期にしかいただけない一枚を求めて、元日から授与所に列ができることも珍しくありません。

ただし、正月の御朱印は「いつでも・誰でも・確実に」いただけるものではありません。ここでは、2027年の干支の基礎知識と、正月限定の御朱印にみられる一般的な傾向を整理します。

2027年の干支は「丁未(ひのとひつじ)」

2027年の干支は丁未(ひのとひつじ)、いわゆる「ひつじ年」です。

干支は、十干(甲・乙・丙・丁…)と十二支(子・丑・寅…)を組み合わせたもので、60年で一巡します。「ひつじ年」は12年ごとにめぐってきますが、「丁未」という組み合わせは60年に一度。前回の丁未は1967年(昭和42年)でした。

御朱印では、十二支の動物を描いたり、干支の印を押したりするかたちで年が表されることが多く、「未」の一字や羊の姿が入った御朱印が授与されることが予想されます。ただし、どの寺社がどんな意匠にするかは、毎年それぞれの寺社が決めるものです。昨年と同じとは限りません。

干支の切り替わりはいつか

一般には1月1日から新しい干支の年として扱われますが、暦の考え方によっては立春(2月4日ごろ)を年の境目とすることもあります。干支の御朱印を正月から授与する寺社もあれば、節分・立春の時期に合わせる寺社もあるのはこのためです。

干支の守り本尊

仏教には、生まれ年の干支ごとに守り本尊を定める信仰があります。未(ひつじ)年と申(さる)年の守り本尊は大日如来とされます。

干支の年に、自分や家族の守り本尊を祀る寺院をお参りする——というのも、正月らしい御朱印めぐりの一つのテーマになります。

正月限定の御朱印にみられる傾向

ここからは、多くの寺社に共通してみられる一般的な傾向です。個々の寺社の対応は異なるため、目安として読んでください。

頒布期間は短めのことが多い

正月限定の御朱印は、次のような期間で授与されることが多く見られます。

  • 元日から三が日まで
  • 松の内(地域により1月7日または15日ごろまで)
  • 1月中、あるいは節分・立春まで

「1月中なら大丈夫だろう」と思って行ったら終わっていた、ということも起こり得ます。期間は必ず事前に確かめましょう。

数量限定・なくなり次第終了

あらかじめ用意した枚数がなくなった時点で授与を終える寺社もあります。特に元日や最初の週末は、限定御朱印を目当てにした参拝者が集中しやすい時期です。

書き置きのみの授与が多い

正月は参拝者が普段の何倍にもなるため、御朱印帳への直書きを休止し、書き置き(あらかじめ紙に書かれたもの)だけを授与する寺社が多くなります。限定の意匠は、多色刷りや切り絵など、そもそも直書きでは対応できない形のものもあります。

書き置きは持ち帰って御朱印帳に貼ることになるので、折れないように挟んで持ち帰れるクリアファイルを一枚持っていくと安心です。貼り方は御朱印のいただき方 完全ガイドで紹介しています。

郵送での授与は受け付けないことが多い

近年は郵送で御朱印を授与する寺社もありますが、正月限定の御朱印については、参拝した方にだけ授与し、郵送は受け付けないという寺社が少なくありません。御朱印はあくまで参拝の証だから、という考え方によるものです。

郵送に対応している場合でも、受付期間や方法は寺社ごとに決められています。

事前に確認しておきたいこと

正月の御朱印について、年ごとに変わる情報は、必ず寺社の公式サイトや公式SNSで確認してください。確認しておきたいのは次の点です。

  • 今年、正月限定・干支の御朱印を授与するかどうか
  • 授与期間と、授与所の受付時間(正月は通常と異なることがあります)
  • 直書きか書き置きか、数量限定かどうか
  • 初穂料・納経料の金額
  • 郵送対応の有無
  • 混雑時の整理券や待機列の案内

告知は年末から年明けにかけて出されることが多く、直前になって内容が変わることもあります。出かける前日・当日にもう一度見ておくと確実です。

正月の御朱印めぐりを計画するコツ

限定御朱印を求めて複数の寺社を回るなら、次のような工夫で無理のない計画になります。

  • 元日に何社も回ろうとしない。人気の寺社は一社ごとに長く並ぶことがあります
  • 授与期間が短い寺社を先に、松の内や1月中まで授与する寺社を後に回す
  • 同じ地域で「干支の守り本尊」「七福神」など、一つのテーマで回る
  • 最寄り駅から寺社まで、正月は臨時の動線になることもあるため、時間に余裕を持つ

七福神めぐりは、正月に専用の色紙や御朱印を授与する地域が各地にあり、新年の御朱印めぐりとして昔から親しまれてきました。こちらも授与期間が松の内などに限られていることが多いので、地域ごとの案内を確認しましょう。

限定の一枚とどう向き合うか

限定御朱印は、寺社にとっても新年を迎える喜びを参拝者と分かち合う機会です。一方で、限定であるがゆえに、転売目的で大量に求める人が現れることも問題になってきました。

  • 一人で何枚も求めない(授与数を制限している寺社もあります)
  • 授与された御朱印を売買しない
  • 混雑した授与所では、書き手や他の参拝者を急かさない

いただけなかったとしても、それはその年の巡り合わせです。転売の問題については御朱印の転売問題を、どう考えるかで詳しく取り上げています。

もっと知りたい方へ

干支の守り本尊、十干十二支の読み方、御朱印に押される印の意味——正月の御朱印は、知識があるほど一枚から読み取れることが増えていきます。

御朱印検定では、基礎知識編で限定御朱印や御朱印の構成を、プロフェッショナルマスター編で現代の御朱印文化とその課題を扱っています。新しい年の御朱印めぐりを、少し深く楽しんでみませんか。

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