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初詣で御朱印をいただく作法と心得【三が日の混雑対策】

一般社団法人 日本総合検定資格センター

新年最初の御朱印を、初詣でいただきたい——そう考える方は多いと思います。ただ、正月の寺社は一年でいちばん混み合う時期。普段の御朱印めぐりと同じ感覚で出かけると、思わぬところで戸惑うことがあります。

基本的な作法は御朱印のいただき方 完全ガイドと変わりません。この記事では、初詣ならではの注意点に絞って整理します。

初詣はいつまでに行けばよいか

初詣に厳密な期限はありません。一般には三が日(1月1〜3日)、あるいは松の内までに参拝するのが目安とされます。松の内は、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとする地域が多いといわれますが、地域差があります。

混雑を避けたいなら、三が日を外して4日以降や最初の平日に出かけるのも一つの方法です。正月限定の御朱印が目当ての場合は、その授与期間と合わせて日程を考えましょう。限定御朱印の傾向は正月限定の御朱印とは?でまとめています。

順番は「参拝が先、御朱印が後」

初詣でも、まず参拝をすませてから授与所へ向かうのが基本です。御朱印は参拝の証だからです。

ただし三が日の大きな寺社では、拝殿・本堂の前に長い参拝の列ができ、授与所にも別の列ができます。そのため、次のような方式をとる寺社もあります。

  • 先に御朱印帳を預け、番号札を受け取ってから参拝し、戻って受け取る
  • 参拝の列とは別に、御朱印専用の列や受付場所を設ける
  • お守り・お札の授与所と、御朱印の授与所を分ける

境内の案内板や係の方の指示があれば、それに従ってください。並ぶ列を間違えると、もう一度最後尾から並び直すことになりかねません。最初に案内を確かめるのが、正月の御朱印でいちばん大切なことかもしれません。

混雑時の待ち時間と過ごし方

有名な寺社の三が日は、参拝だけで長時間並ぶことがあり、御朱印の受付もそれに加えて待つことになります。待ち時間はその年の人出や時間帯で大きく変わるので、時間に余裕をもった計画にしておきましょう。

  • 元日の午前中から昼過ぎ、2日・3日の日中は特に混みやすい傾向があります
  • 年越し直後の深夜に授与所を開ける寺社もあれば、朝からの寺社もあります。受付時間は事前に確認を
  • 屋外で長く待つこともあるため、防寒具や温かい飲み物を用意しておくと安心です
  • 番号札方式の場合は、引き換えの時間や場所を聞いておきましょう

混雑していると気持ちが急きがちですが、授与所では一枚一枚を手で書いている方がいます。列に並んでいる間に御朱印帳の開くページを用意しておくと、受付がスムーズになります。

書き置きになることを前提に

正月は、直書きを休止して書き置きのみの対応にする寺社が多くなります。限定の意匠は、もともと紙で授与する形のものもあります。

  • 書き置きを折らずに持ち帰れるよう、クリアファイルを用意しておく
  • 御朱印帳に貼るのは帰宅後、落ち着いてから
  • 直書きを希望しても、その日の対応方針に従う

御朱印帳を持っていない方でも、書き置きならいただけることがあります。この機会に新しい御朱印帳をはじめるなら、御朱印帳の選び方とサイズ比較も参考にしてください。

初穂料・納経料は小銭で用意

御朱印の初穂料(神社)・納経料(寺院)は、寺社や御朱印の種類によって異なります。正月限定の御朱印は、通常のものと金額が違う場合もあります。金額は年ごとに変わることがあるため、公式サイトやSNSで確認しておきましょう。

正月の授与所はとても混み合うため、お釣りのやり取りが少ないほど全体の流れが良くなります。

  • 千円札と百円玉を多めに用意しておく
  • お賽銭用の小銭とは分けて持っておく
  • 電子決済に対応している寺社もありますが、使えない前提で現金を準備する

初詣の御朱印 持ち物チェック

出かける前に、次のものをそろえておくと当日あわてません。

  • 御朱印帳(カバーは外しやすくしておく。書いていただくページに付箋を挟んでおくと便利)
  • 書き置き用のクリアファイル
  • 初穂料・納経料用の千円札と百円玉、お賽銭用の小銭
  • 防寒具、カイロ、歩きやすい靴
  • 寺社の受付時間・授与内容を確認した画面のメモ

一日に複数の寺社を回る場合は、最も混む寺社を朝いちばんに回すと、一日の流れが組み立てやすくなります。

喪中・忌中の初詣はどう考えるか

身内に不幸があった年の初詣は、迷う方が多いところです。一般的には次のように説明されることが多くあります。

  • 神社:神道では死を「穢れ(けがれ)」と捉えるため、忌中(一般に五十日)の間は神社への参拝を控えるとされます。忌明け後であれば、喪中でも参拝してよいとする考え方が一般的です
  • 寺院:仏教では死を穢れとしないため、忌中・喪中であっても寺院への参拝は差し支えないとされることが多いです

ただし、忌中の期間や考え方は、地域・家の習わし・寺社によって異なります。迷ったときは、参拝したい寺社に直接たずねるのがいちばん確実です。初詣を松の内より後にずらしても、新年の参拝であることに変わりはありません。

正月の御朱印は「その年の最初の一枚」

御朱印には参拝した日付が入ります。初詣でいただいた御朱印には、新しい年の最初の日々に、その寺社で手を合わせたことが記されます。

数年分の御朱印帳を見返すと、毎年の初詣の記録が、自分の歩みの記録にもなっていることに気づきます。混雑の中でいただいた一枚にも、その年の願いが込もっているのです。

もっと知りたい方へ

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